省察「トイレ開けられ」

事務所で用を足していた時のことである。

所員にドアを開けられた。

すぐにドアは閉められ「見てません」を連呼された。

事務所のトイレのドアは、ごくたまに普通に閉めただけで鍵が掛かってしまうことがある。

所員はそれと思って鍵を開けたのだ。

実は、トイレのドアを開けられたのは、人生初である。

それにしては、特に恥ずかしさなども全く無く、拍子抜けである。

歳を取って、大概のことはどうでもよくなっている我輩であった。